結婚したいけど知的障害の婚活方法が分からない
知的障害を受け入れてくれるパートナーがほしい
障害者さんからもらう恋愛相談の中には「知的障害という特性があって婚活が上手くいかない」という相談があります。
先天性の身体障害を持つ男性。障害者の恋愛や就職に苦労するも現在は大手企業の障害者雇用枠で正社員として働き、妻と子供と生活。公式LINEでは700名以上の障害者から恋愛、就活、副業に関する悩み相談を受ける。恋愛経験0でも最速3ヶ月で恋人ができる障害者向け恋愛マニュアルを販売中
知的障害者の結婚率

まずは知的障害者の結婚率を紹介します。
「障がい者総合研究所」さんの「障がい者の結婚に関する意識調査」によると障害者で結婚している人の割合は次の通りです。

上記の調査の結果から分かるように障害者の大半は未婚となっています。
もちろん人それぞれ色んな事情がありますし、そもそも結婚を希望をしていない人もいます。
ただ一方で結婚を望む障害者もいます。
私の周りでも結婚を望んでいる障害者はいます。
知的障害者の結婚が難しい理由

ここからは知的障害者の方からの個別相談を受ける中で分かった「知的障害者の結婚が難しい理由」について解説します。
知的障害者の結婚が難しい理由は次のとおりです。
- 収入が少なく婚活に使える費用が少ない
- コミュニケーション能力に悩む人が多い
- 利用できる結婚相談所が少ない
それぞれ解説します。
収入が少なく婚活に使える費用が少ない
障害者の平均年収は健常者に比べて低い傾向にあります。
平均年収 | |
障害者 | 200~300万円 |
健常者 | 400万円 |
健常者の平均年収は400万円です。
一方で障害者は平均年収は200万円~300万円と健常者よりも低いです。
また「平成30年度障害者雇用実態調査」によると、身体障害者は約21万5000円、知的障害者は約11万7000円、精神障害者は約12万5000円、発達障害者は約12万7000円が平均月収となっています。
これを見ると障害者の中でも知的障害者の平均年収が低い事がわかります。
コミュニケーション能力に悩む人が多い。
次がコミュニケーション能力に悩む点です。
こちら知的障害者の中には「相手へ依存しやすい」「一途になりやすい」といった特徴があり恋愛で長続きしないケースがあります。
恋愛傾向には「相手に依存しやすい」があります。
これは「一途になりやすい」と近いですが、特徴として一度好きになると他の子は眼中になくなります。
そのため相手が喜ばせるために様々な行動をするようになりますが次第に相手中心の生活になる場合があります。
一方で相手にとってやりすぎる行動になってしまい、ウザがられてしまい結果的に別れるケースもあります。
また「一途になりやすい」になりやすい特徴もあります。
こちらは先ほどの説明に近いですが、一度好きになると他の子は眼中になくなります。
そのため相手が喜ばせるために様々な行動をするようになりますが次第に相手中心の生活になる場合があります。
ただ一途になり相手のことを想う一方で自分が相手のためにやっていることが重く嫌われないか不安になって落ち込んでしまう方もいます。
そこで不安を解消するために相手に対してよりやってあげる事が依存へと繋がります。
また自分と性格が合う人を探すのも大事です。
利用できる結婚相談所が少ない。
最後は利用できる結婚相談所が少ない点です。
先ほど知的障害者の平均年収が障害者の中でも低いとお伝えしました。
平均年収が低いため恋愛や婚活に使える費用が少ないです。
結婚相談所を利用した場合にかかる総額は「Love Hacks」によると初期費用5~20万円、月活動費1~3万円、そして1年間の総額は約20~60万円と言われています。
そのため利用したくても結婚相談所の利用できない人が多いです。